約束のネバーランド。
第一巻から衝撃が走りました。
マラソンの42.195キロをいきなり全力疾走。
音楽で言うといきなりサビから始まった感じです。
この先どんな展開が待っているのかワクワク感が止まりません!
Contents
『約束のネバーランド』(1巻)のあらすじ
2045年。孤児院グレイス=フィールドハウスで最年長11歳のエマは、同い年のノーマン、レイ、そして35人兄弟たちと幸せに暮らしていました。
大好きなママ、イザベラと一緒に。
ハウスの日常である首筋のマイナンバーと毎朝のテスト。
そして“「外」へ出てはならない”という規則。
孤児たちは皆、12歳になるまでに里親を手配され、巣立っていきます。
ある夜、里親のもとへ旅立つコニーが忘れたぬいぐるみを届けに「門」に近づくエマとノーマン。
そこで目にしたのはコニーの死体と人型の「鬼」。
そして鬼たちと話すママの姿でした・・。
ハウスは“農園”で、自分たちは“食料”だと知るエマとノーマン。
また、6歳以降、成績の低い順に“収穫”されていき、12歳になれば無条件に“出荷”されることに気づきます。
さらに子供たちには発信機が埋め込まれており、ハウスから抜け出すためには発信機の場所と壊し方を明らかにしなくてはなりません。
レイを仲間に入れた二人でしたが、子供たち全員で脱獄したいエマと、現実的に3人だけで脱獄すべきだと主張するレイ・・。
そんな中、新しい妹キャロルと、新たな敵シスター・クローネがハウスにやってきます。
キャロルの世話をしながら、発信機が耳に埋め込まれていることに気づいたエマ。
エマたち3人は、そして子供たちはハウスを脱獄することができるのでしょうか・・?
『約束のネバーランド』(1巻)の感想
これほどまでに衝撃的な第一話を読んだことがありません。
読み進めていってもテンポが良く、ストーリーが面白い!
ジャンルはというと、「子供たちの脱獄モノ」です。
『約束のネバーランド』(1巻)幸せな日々が一変あのママが………
舞台は孤児院グレイス=フィールドハウス。
ここには38人の子供たちが暮らしていますが、その最年長である3人が主要人物となります。
断トツの頭脳を持つ天才ノーマン、博識で知恵者のレイ、そして抜群の運動神経と驚異的学習能力のエマ。
この3人のキャラクターがとても良い。
理想主義のエマに対して現実主義のレイ、その2人のバランスをうまくとりながら、手綱を握る天才、ノーマン。
最年長のこの3人は毎朝のテストでも満点をたたき出し、運動能力も群を抜いています。
優しくて大好きなママと暮らし、幸せな日々を送っていましたが、ある日を境に世界は一変します。
それは里親のもとへ妹のコニーが旅立つ日。
エマとノーマンは、ハウスの門の近くで、コニーの死体と人間の肉を食う「鬼」を目にします。
この鬼たちがなんとも不気味な出で立ちをしています。
そしてなんと鬼に子供たちを提供していたのが、あのママでした。
『約束のネバーランド』(1巻)農園からの脱出計画
ハウスは“農園”で、自分たちは“食料”だと知った二人は、ハウスから逃げることを決意します・・。
ここまでが一話。
なんとも濃い内容です。そしてここから脱獄の計画が始まります。
子供たちのプリズンブレイクです!
エマたちは新たに、自分たちの身体には発信機が埋め込まれていること、鬼たちの一番の目的は発達した脳で、そのために毎朝テストをしていることを知ります。
ママの目をかいくぐりながら脱獄の計画を立てるのに苦労する二人は、もう一人の天才、レイに協力を仰ぎます。
冷静で現実主義者のレイは3人だけで脱獄するべきだと主張しますが、子供たち全員で脱獄すると譲らないエマ・・。
これは実際自分だったら・・と考えさせられます。
小さな子供を連れて逃げるのはあまりに無謀なので、自分たちだけで逃げてしまうかもしれません。
そして次の新たな展開。
シスター・クローネの登場です。
このシスターのキャラクターがいい!
シスターはママの味方かと思いきや、ママの座を狙っており、ママが失脚するための証拠を見つけるために必死です。
エマ・ノーマン・レイの3人は、ママとシスターに見つかることなく発信機を見つけ出し、破壊することはできるのでしょうか?
またどうやって脱獄するのか・・?
脱獄後は人を食べる鬼の世界で、どうやって生きていくのでしょうか・・?
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*本文中の画像は「約束のネバーランド」とは無関係です。
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