子供たちは一旦脱獄に成功!
果たして逃げ切れるのか?
子供たちの目指すところとは?
Contents
『約束のネバーランド(5巻)』のあらすじ
4歳以下の子供たちは残す。
でも2年以内に必ず戻る。
そしてフィルたちと他4つの農園の子供たちを全員助ける。
それがエマたちの決断でした。
そして唯一の逃げ道である橋ではなく、崖を越えて対岸へ渡る選択をします。
対岸へ渡った後も走り続ける子供たち。
エマたち15人はグレイス=フィールドからの脱獄に成功しました。
ママの回想。
大好きだった同じハウスで育ったレスリー。
レスリーが作った歌を口ずさむレイ。
ママとレイは血の繋がった親子だったのです。
そして時は現在。
ママは子供たちが脱獄を果たした様子を見て心の中で思います。
「みんなあんなに小さかったのに・・。ただ普通に愛せたらよかった。がんばって逃げなさい」と。
「B06-32地点」。
それはノーマンがシスターから貰ったペンに残された座標。
ミネルヴァさんに会うために、エマ達はその場所を目指します。
そんな中、地下空間に落ちる子供たち。
そこでは巨大な食虫植物が子供たちを襲います。
しかしそのピンチを、ミネルヴァさんの冒険小説に隠されていたヒントを頼りに、どうにか切り抜けます。
ミネルヴァさんの本は外を生き抜くためのガイドブックだったのです。
しかし安心したのも束の間、野生の鬼が現れ子供たちは散り散りに。
レイの前に現れたのは言葉を話す、人型の鬼。
一方、エマは耳の傷が開き、高熱を出して倒れてしまいます。
そこへ「こっち、こっちよ」と話す謎の少女が現れたのです・・。
『約束のネバーランド(5巻)』の感想
『約束のネバーランド(5巻)』4歳以下の子供たちを残して脱獄した訳
フィルがハウスに残っていた理由、それは出荷まで短く見積もっても2年の猶予がある4歳以下の子供たちは、ハウスに置いていく決断をしたからです。
そしてなんと驚きなのは、エマがそれをフィルに直接話したこと。
頭の良いフィルは、何かおかしなことが起きているのに気づいていました。
そして「待てるよ、僕。だから置いてって」と話すのです。
若干4歳にしてこの知能と肝の座り方、さすがグレイス=フィールドの次世代を担う天才です。
そしてエマは「2年以内に必ず戻る。そしてその時こそフィル達と他の4つのプラント全ての子供たちを連れて出る!」と強く誓うのでした。
ハウスを脱走したエマたちはママ達の裏をかき、橋ではなく崖から対岸へ渡ります。
ここに来て2カ月間の密かな特訓の成果が実を結びます。
あまり活躍の場のなかったドンのかっこいい姿が見られて良かった・・。
『約束のネバーランド(5巻)』衝撃の事実ママとレイは親子だった
そして今回もまた新たな事実が明らかになりました。
それは、ママとレイが血の繋がった親子だったということ。
ママの回想のみでさっと紹介されましたが、かなりの衝撃の事実です。
これをレイはエマやノーマンに話していません。
レイは物心がついた頃には、自分の母親に鬼に出荷されることを知ったのです。
レイの気持ち、ママの気持ちともに想像を絶します・・。
そして子供たちの脱走について、言い訳せず「すべて私の責任です」と言い切るママ。
その姿はとても凛々しく見えます。
エマたちが目指す「B06-32地点」。
シスターから遺されたペンに書かれた座標です。
そしてそのペンは暗号を映し出す映写機にもなっていました。
このペンは鬼と話す人間が落としたものをたまたまシスターが拾ったものですが、もしこれがエマたちの手に渡らなかったら、逃げる行き先もわからず途方に暮れていたでしょう。
しかし子供たちの行く手を阻むのは鬼だけではありません。
巨大な食虫植物が子供たちを襲いますが、ミネルヴさんの冒険小説がガイドブックとなっており、なんとか切り抜けます。
逃げる術を教えてくれているミネルヴァさん、そしてそれを全部記憶している子供たち、みんな凄すぎます。
しかし安心したのも束の間、野生の鬼に襲われ、散り散りになる子供たち。
人型の鬼に追い詰められるレイ。
そして高熱で倒れてしまうエマ・・。
ピンチです。
しかしエマたちの元に現れたのは「こっち、こっちよ」と手招きをする謎の少女でした。
フードをかぶったこの少女、人間なのか?それとも鬼なのでしょうか・・?
「約束のネバーランド」は、ebookjapanで無料試し読みが出来るので、まずは無料で読んでみてくださいね。
サイト内で「約束のネバーランド」を検索するとすぐに読めますよ。
*本文中の画像は「約束のネバーランド」とは無関係です。
コメントを残す