絶体絶命の中、「人間を食べない鬼」に助けられる子供たち。
そして目的地のシェルターに到着。
子供たちは今後どうなっていくのか?
そう簡単に幸せになれるとは思いませんが?
Contents
『約束のネバーランド(6巻)』あらすじ
鬼たちに囲まれ絶体絶命のレイ。
そこへ馬のようなものに乗り、助けに現れた謎の人物。
気を失ったレイは、目が覚めると洞窟に。
隣にはエマもいます。
レイやエマ、そして他の子供たちを助けてくれたのはムジカとソンジュという「人間を食べない鬼」だったのです。
命の恩人である二人にこの世界について尋ねるエマとレイ。
その答えは、約1000年前「人間は鬼を狩らない。だから鬼も人間を狩らない。お互いの世界を棲み分けよう」という“約束”が交わされていたのです。
そしてこちらは鬼側の世界だと。
鬼は人間を狩らない代わりに養殖機関“農園”を作り出したのでした。
そしてグレイス=フィールドのような高級農園はわずか4つで、安価量産型の劣悪な環境の農園が数百あるという事実を知ることになります。
鬼のいない世界を目指し、ミネルヴァさんの元へ急ぐ子供たち。
ムジカはエマと別れる際、お守りとして何かを手渡し、「“七つの壁”を探しなさい。あなた達の目指す未来はその先にある」と囁くのでした。
そしてついにB06-32地点に到着する子供たち。
ペンを使って暗号を入力すると、地下シェルターへ続く梯子が現れます。
そしてその先に待っていたのは「ようこそB06-32シェルターへ」と語りかける“人”だったのです。
『約束のネバーランド(6巻)』の感想
初めて人を食べない鬼、ムジカとソンジュに出会います。
二人が人を食べないのは宗教上の理由とのこと。
『約束のネバーランド(6巻)』1000年前の鬼と人間の約束事
この作品を読んでいていつも感じるのは、鬼が農園で育てた人を食べるのは、私たち人間が家畜を育てて食べているのと何ら変わりがないということ。
ムジカとソンジュのように、ベジタリアンだったり、宗教上の理由で豚や牛を食べない人がいる。
ただそれだけのことなのです。
ただどうしてもエマたちを助けてくれることで「いい鬼」なんだと思ってしまいます・・。
しかし気になる発言もありました。
ソンジュは実は人の肉を食べたくてしょうがない。
しかしムジカに対しては「お前は食ったことも食う必要もないからわからねぇのさ」という言葉がありました。
人を食べる必要がある鬼と必要がない鬼がいるということなのでしょうか・・?
そして今回、外の世界について多くのことがわかりました。
約1000年前に「人間は鬼を狩らない。だから鬼も人間を狩らない。お互いの世界を棲み分けよう」という“約束”が交わされていたこと。
そしてこちらは鬼側の世界だということ。
それを聞いたエマとレイは絶望・・するかと思われましたが、なんと大喜び。
人間の世界が別にあるという一点のみで喜びます。
なんとポジティブなのでしょう。そしてソンジュに人間の世界には渡れないという決まりがあると言われても、「大丈夫、見つけるから」と返します。
この二人にとって、決まりや常識は全く通用しません。
『約束のネバーランド(6巻)』B06-32シェルターへ到着その場所は楽園?
そしてまた新たな事実。
グレイス=フィールドのような高級農園はわずか4つで、安価量産型の劣悪な環境の農園が数百あるというのです。
量産型農園で生まれた人間は言葉も解さず、名前もないというのです・・。
そしてムジカたちとの別れ。
ムジカはエマにお守りとして何かを手渡し、「“七つの壁”を探しなさい。あなた達の目指す未来はその先にある」と囁くのでした。
きっとこのお守りが後々キーになってくるのでしょう。
しかし鬼から渡されたお守りとは一体何なのでしょうか?そして七つの壁とは・・?
そしてついにB06-32地点に到着しました。
しかし広大な大地には何も見当たりません。
そこで隠された暗号を入力すると、地下へ続く梯子が現れ、降りると地下シェルターがあります。
農園の子供たちを保護するためにミネルヴァさんが作ったのでしょう。
期待が膨らみす。
そして待っていたのは「ようこそB06-32シェルターへ」と語りかける“人”だったのです。
ハウスの外で初めて人に会うことができました!
しかし無精ひげの男はなんだか不遜な態度。
ミネルヴァさんのイメージとは違います。
さて、その男は敵なのか味方なのか・・!?
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*本文中の画像は「約束のネバーランド」とは無関係です。
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