“ゴールディ・ポンドに到着。
ここから人間の世界への扉が……….
ノーマンが生きていた!
勇気百倍です!!
『約束のネバーランド(9巻)』のあらすじ
ペンを使って扉を開けるエマ。
そこにあったのは金色の池に浮かぶ小屋。
その小屋の中にはエレベーターがありますが、故障して動きません。
と、その時電話が鳴り、流れてきたのはミネルヴァさんからの録音の声。
ミネルヴァさんの本名はジェイムズ・ラートリーといい、1000年前に鬼たちと約束を結んだ一族の末裔。
しかし裏切りにより、人間の世界へ続くエレベーターも壊されてしまったとのこと。
しかし高級農園4つの中にも人間の世界へと続く“道”があると。
そして机に隠された部品をペンに繋げると、人間の世界に逃げるための多くの新しい情報が明らかになりました。
一方、ある施設でテストを受ける男の子。
それはノーマンです。
ノーマンは出荷時にピーター・ラートリーという人物に連れられ、ある実験に用いられていたのです。
その名も「ラムダ7214計画」。
そしてピーター・ラートリーとは、ジェイムズ・ラートリーの弟で、兄を死に追いやった人物だったのです。
そして始まる猟場での反撃。
最も危険な鬼、それはレウウィス。
エマがレウウィスを15分間ひきつけ、その間に他の子供たちが3組の鬼を殺す計画です。
まずは最弱の鬼、ルーチェを倒す子供たち。
そして次はノウスとノウマが立ちはだかります・・。
『約束のネバーランド(9巻)』<感想>
はたして人間の世界へ行けるのか?
“ゴールディ・ポンド”の本来の目的地へ到着しました。
それは文字通り“金の池”。
その金色に光る池は本物の水ではなく、触っても濡れません。
さらに池に浮かぶ小屋。
2045年の人間の世界はかなり技術が発展しているようです。
そして小屋の中にあるエレベーターが、二つの世界を繋ぐ“道”だというのです。
ゴールディ・ポンドの上は荒れた大地だったため、このエレベーターが転送装置のような役割を果たすのでしょうか?
そしてミネルヴァさんからの新たなメッセージを聞くことができました。
ミネルヴァさんは鬼と“約束”を結んだ一族の末裔で、食用児たちへの罪悪感から、ヒントを送ったりシェルターを作っていたようです。
そして、エレベーターは壊れてしまいましたが、高級農園4つの中にも人間の世界へと続く“道”があることが新たに判明します。
これはエマたちにとって好都合です。
フィル達を救い、そのままグレイス=フィールドから人間の世界へ行けるのではないでしょうか。
その時はママも助けてくれるのではないかと、期待してしまいます。
ノーマンが生きていた!今後の展開が楽しみ
そして今回、また新たな事実が明らかになりました。
それはノーマンが生きていたことです!やはりノーマンは生きていました。
ノーマンは出荷時にピーター・ラートリーという人物に連れられ、新しい試験農園で実験に用いられていました。
猟場の仲間、アダムが呟いていた「22194」とはノーマンの識別番号で、アダムもどうやらその新農園の出身のようです。
そしてその計画の名は「ラムダ7214計画」。
この計画の詳細は不明ですが、ひとまずのノーマンが生きていたことに安心しました。
そしてノーマンをこの新農園に連れてきたピーター・ラートリーは、ミネルヴァことジェイムズ・ラートリーの弟で、兄を裏切り死に追いやった人物だったのです。
この男はラートリー家の当主として、人間の世界を守るという正義がありますが、エマたちとは対立してしまうでしょう。
最終的には人と人との戦いになってしまうのでしょうか・・。
そしてついに始まる猟場での反撃。
4組の鬼“レウウィス”、“バイヨン”、“ノウスとノウマ”、“ルーチェ”を分断させることに成功します。
まずは一番弱いと思われるルーチェを、ナイジェルとジリアンが完璧に倒します。
これまで逃げるだけだった子供たちが鬼を完膚なきまでに圧倒する姿はかなり痛快です。
次は“ノウスとノウマ”。
双子のような彼らはルーチェと違いかなり賢く、仕掛けた罠をことごとくかいくぐります。
子供たちは鬼たちを倒し、この猟場を終わらせることができるのでしょうか・・?
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*本文中の画像は「約束のネバーランド」とは無関係です。
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